戸建を判断する-戸建の手始め|戸建の事実 |

これから戸建について学ぼうとする人に役立つ内容を紹介したいと思います。 著者が三十路に突入したときの話で、男なし、お金なし、信用なしの3拍子。マンション売却から土地取得、資金繰り、パートナー選び、プランニング、建築の経過、竣工など、一戸建てを建てるまでの流れが、面白おかしく描かれています。そもそも、自分マンションを持っているのにもかかわらず、一人暮らしの女性用の一戸建ての購入を決意することだけでもかなり面白いのに、3階建てにするというから、かなり驚きです。女性が一人で家を購入するというと、不動産屋さんや設計・施工者の方にナメられてしまいそうですが、この著者はかなりぶっ飛んだ発想を持っているのでみんなを硬直させてしまいます。
1巻では、一戸建てマイホームを建てることを通じて、世の中の仕組みが描かれており、不動産やさんは敵か味方か、銀行にお金を借りに行ったときの対応など、なかなか人には聞きづらいことも痛快に書かれています。世の中がだんだんわかってくるとともに、自分を見つめ直していく著者の心情は、同世代の女性はきっと共感できるはずです。2巻は、1巻があまりにも好評で、読者から続編の要望が殺到したため発行に至ったという経緯があります。女一人暮らし専用の一戸建て造りも後半に入り、家完成も正念場。
設計士や工務店と何度も話し合いをし、理想の家作りに励む著者。シックハウス対策や配線配管‥‥。自分の家は何でも自由に作れるが、そのためには何でも自分で考えなくてはいけないという現実。不動産を掛け持ちした結果や、“吹き抜きトイレ”の実現など、一戸建ての購入予定がない人も読み物として楽しめる一冊です。